長野県泰阜村
長野県泰阜村とは
長野県の南部にひっそりとたたずむ村、泰阜村。
平成16年にこの小さな村から始まった自治体に対する寄附制度「ふるさと思いやり基金」は、のちに「ふるさと納税」として全国に広まりました。
「寄付者のみなさまの純粋な想いに応える」という当初の理念を継承し、今でも返礼品を設定していません。
一人のお力、一円のご寄附が、この小さな村に大きな力を与えてくれます。本当にありがとうございます。
アルプス山脈の間を縫うように太平洋に流れこむ天竜川に沿って、JR飯田線が走っています。泰阜村からアクセスできる駅は5つ。すべて無人駅ですが、中でも田本駅と金野駅は「秘境駅」に数えられるほど。多くの秘境駅ファンが訪れます。
天竜川では、雄大な景色を眺めながらの舟下りも楽しめます。
泰阜村は、子育て支援や自然教育、文化教育に特に力を入れている自治体の一つです。日本屈指の自然教育団体NPO法人グリーンウッド自然体験教育センターと連携しながら、自然保育や山村留学などを実施。小学校には、全国的にも珍しい学校併設の美術館があり、子どもたちはいつでも本物の美術品を鑑賞できます。
主な返礼品
ふるさと納税の使い道
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学校美術館の維持、保全に資する事業
村の財政が厳しかった昭和初期、教員へ村財政への寄附をお願いしたところ、当時の校長は「その場しのぎの寄附でなく、こんな時代だからこそ子どもの夢や感性を育てるためにお金を生かしたい」と美術館の建設を夢見て美術品の購入を提案しました。その後、太平洋戦争や大冷害などを乗り越え、昭和29年に学校美術館が完成しました。美術館の原点である「貧しいけれども心は貪しない」という理念を今後も大切にしていきます。
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福祉及び健康のむらづくりの推進に資する事業
都市部に先行して高齢化社会を迎えた泰阜村では、高齢者が安心して暮らしていける福祉サービスを充実させてきました。それが、住み慣れた家で一生過ごせる在宅福祉です。中でも、収入に不安を持つ人も安心して在宅福祉サービスを受けられる仕組みをつくってきました。介護保険法の施行に伴い、地域で高齢者を支える制度が全国に普及しましたが、さらに高齢者が安心して暮らせるような在宅福祉サービスを実施していきます。
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森林整備、自然エネルギーの活用など環境保全に資する事業
石油などの化石燃料はエネルギー効率に優れることから広く普及しましたが、二酸化炭素による地球温暖化など、新しい問題も生じました。山林は二酸化炭素を吸収し、酸素を供給します。山村は工業製品の製造では都会におよびませんが、地球環境の浄化では都会以上の能力があります。山村に秘められた自然エネルギーを活用して、きれいな地球環境をつくります。
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使い道の指定なし
寄附金の使い道を指定しないで寄付します。
村政の推進のため、多様な施策に活用いたします。
お問い合わせ先
返礼品や発送等については以下の連絡先までお問い合わせください。
対応窓口 | 〒399-1895 長野県下伊那郡泰阜村3236番地1 泰阜村役場総務課企画財政係 |
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電話番号 | 0260-26-2111 |
メールアドレス | kikaku@vill.yasuoka.nagano.jp |
URL | https://vill.yasuoka.nagano.jp/docs/2465.html |