【事業内容】老朽化した学校美術館の修復を行い、村民の心の拠り所とします。
この返礼品について
村の財政が厳しかった昭和初期、教員へ村財政への寄附をお願いしたところ、当時の校長は「その場しのぎの寄附でなく、こんな時代だからこそ、子どもの夢や感性を育てるためにお金を生かしたい」と美術館の建設を夢見て美術品の購入を提案しました。その後、太平洋戦争や村を襲う大冷害などにより、計画は中断しそうになりましたが、村内外多くの賛同者の熱意により、昭和29年、実に24年間の歳月を経て、念願の美術館が完成しました。
当時の美術館は老朽化したため、所蔵品は泰阜小学校の一室に移され展示されていますが、美術館の原点である「貧しいけれども心は貪しない」という考えは、これからも大切にしていきます。