洗米し、蒸す
新潟で作られた酒米「五百万石」を洗米してから、せいろで約1時間蒸します。
蒸した米をタンクへ
適温に熱した湯に蒸し米を加え、
米を柔らかく溶かします。
麹を加える
数時間たったら、冷凍しておいた麹を加え、撹拌しながら温度を下げます。
そのまま一晩おいて、
でき上がり
一晩おいている間に発酵して甘くなります。砂糖は使わず、材料は米と麹だけ。ストレートで飲めるおいしさです。
米を加えるタイミング、温度のコントロールなど、この甘酒作りには酒蔵ならではの技術がいかされています。
そのまま飲んでもおいしいあまざけですが、アレンジドリンクにしたり、汁ものにちょい足しするのもおすすめなんです。
あまざけブルーベリースムージー
豆乳しょうがのホットあまざけ
あまざけ入り豚汁
米どころ・新潟県は、国内随一の酒どころでもあります。酒蔵の数は88で全国一。南北に長い新潟県は地域によって気候はもちろん、水の質、米の味わいが違います。そして各地に、伝統に裏打ちされた醸造・発酵経験豊富な蔵人がいるということが新潟の酒のおもしろさ、多彩さを生んでいます。いい米といいつくり手がそこにあるからこそ、「新潟しゅぽっぽ」ができたのです。
あまざけを作っているのは、「新潟しゅぽっぽ」の蔵のひとつ、江戸時代創業の今代司酒造 醸し屋・古田悟さん。日本酒はもちろん、これまで何十ものあまざけを開発してきたスペシャリストです。
日本酒よりも、あまざけのほうが米の特徴が出やすいんじゃないかな。五百万石(原料の酒米)の特徴を生かして、だれが飲んでもすっきりと飲みやすいあまざけを作りました。