大人の良彩百貨店

東京 日本橋 小宮の傘 手作りにこだわる理由がある

獅子像が並ぶ日本橋

 江戸時代に幕府が開かれたころから城下町として発展と賑わいを見せてきた東京の日本橋。日本橋といえば、その地名の由来ともなっており、国の重要文化財にもなっている有名な橋が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。日本橋川にかかるいわゆる“日本橋”は、日本の道路元標という道路の起終点を示す標識が設置されていて、日本における道路交通網の始まりの地となっています。

 そんな日本橋は、現在の形の橋は20代目にあたるといわれているほど歴史ある橋なのです。1911年に完成した日本橋は西洋的なデザインに、日本古来の伝統的な植物である松や榎木などの模様があしらわれていたりと、文明開化によって西洋の風が吹き抜けていった当時の面影を今に感じることができるかのような、つくりとなっています。

 そんな日本橋を中心とする街は、五街道の中心地として発展を遂げてきました。日本中から職人があつまり、多くの銘品が生み出されてきたのです。

 今では天を見上げるほど高い高層ビルが立ち並び、当時からは信じられないくらい街並みは様変わりしていますが、今なお商業と文化の中心地としての役割を担い続けています。表通りには百貨店や有名ブランドのショップなどが立ち並んでいますが、一歩裏通りに足を踏み入れると、そこには普段はあまり出逢うことのできないお店が軒を連ね、私たちを楽しませてくれることでしょう。

 今回は、そんな日本橋の隠れた名店をご紹介させていただきます。

洋傘の専門店 小宮商店

小宮商店外観

 都営浅草線の東日本橋駅を降りて、裏道に入りながら右に左に路地を進んでいきます。表通りとは違った静かで趣深い雰囲気が漂う通りを進むと、やがてひっそりとたたずむお店が見えてきます。そのお店こそ“小宮商店”です。

 洋傘の専門店「小宮商店」は1930年に創業した80年以上の歴史がある、手作りの洋傘の老舗です。工場での大量生産が当たり前になりつつある現代の中で、失われつつある技を継承しながら、職人が一本一本仕上げていく伝統的な作り方にこだわり続けているのです。

 店内に足を踏み入れてみると、幾本もの傘が所狭しと並んでいて、どの傘にしようかと思わず目で追ってしまいます。色とりどりの傘たちは、一本一本が特徴的な色彩や素材で作られており、手作業で仕上げられているため二つとして同じものはないのだといいます。だからこそ、その日その場でしか出逢うことができない一本に巡り合うことができた喜びは感動をおぼえることでしょう。

 今回、大人の良彩百貨店では、そんな小宮商店の傘を取りそろえ、その魅力を皆様に少しでもお伝えしたいと思い素敵な商品たちをご用意いたしました。Webという特性上、皆様に実際に手に取って、その質感やなじみの良さなどを体感していただけないのは残念ではございますが、当店のバイヤーと店長が実際に手に取り、おすすめできると感じた逸品たちをぜひご覧ください。

小宮の傘

 小宮商店の傘は『愛着を持って、オシャレとして使う「つくりのよさ」にこだわった日本製の傘』をコンセプトに作られている。1930年の創業当時から、傘をファッションの一部として永く使っていただくために、職人たちが一本一本に思いを込めて作ってきた逸品です。

 伝統的な技法を使って作られた傘と聞いて「古めかしい」などと思った方は、ぜひとも商品を実際にご覧いただきたいと思います。小宮の傘は伝統的な技法を使いながらも、現代の技術や流行を巧みに取り入れた逸品といえる。

 例えば、今の傘では当たり前になった防水の精度をさらに高めるために陣笠と呼ばれる技法や、フォルムの美しさを追求した傘の張りなど、今の時代に合わせて進化してきた技が随所に光っていたりします。

 こうした伝統技法をもって作られる傘は、職人が丹精込めて作り上げていくため、一日に4〜5本程度しか作ることはできません。手間暇を惜しまずにひとつひとつを丁寧に仕上げていく。こうした努力があったからこそ、小宮の傘は2018年3月22日に「東京洋傘」として、東京都の伝統工芸品として指定されるまでになりました。東京ではぐくまれてきた素晴らしい傘の数々。

 ぜひ一度、みなさんも“東京で作られる洋傘”を手に入れてみてはいかがでしょうか。

伝統技法をもって作られる傘

東京 日本橋 小宮の傘 手作りにこだわる理由がある

獅子像が並ぶ日本橋

 江戸時代に幕府が開かれたころから城下町として発展と賑わいを見せてきた東京の日本橋。日本橋といえば、その地名の由来ともなっており、国の重要文化財にもなっている有名な橋が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。日本橋川にかかるいわゆる“日本橋”は、日本の道路元標という道路の起終点を示す標識が設置されていて、日本における道路交通網の始まりの地となっています。

 そんな日本橋は、現在の形の橋は20代目にあたるといわれているほど歴史ある橋なのです。1911年に完成した日本橋は西洋的なデザインに、日本古来の伝統的な植物である松や榎木などの模様があしらわれていたりと、文明開化によって西洋の風が吹き抜けていった当時の面影を今に感じることができるかのような、つくりとなっています。

 そんな日本橋を中心とする街は、五街道の中心地として発展を遂げてきました。日本中から職人があつまり、多くの銘品が生み出されてきたのです。

 今では天を見上げるほど高い高層ビルが立ち並び、当時からは信じられないくらい街並みは様変わりしていますが、今なお商業と文化の中心地としての役割を担い続けています。表通りには百貨店や有名ブランドのショップなどが立ち並んでいますが、一歩裏通りに足を踏み入れると、そこには普段はあまり出逢うことのできないお店が軒を連ね、私たちを楽しませてくれることでしょう。

 今回は、そんな日本橋の隠れた名店をご紹介させていただきます。

洋傘の専門店 小宮商店

小宮商店外観

 都営浅草線の東日本橋駅を降りて、裏道に入りながら右に左に路地を進んでいきます。表通りとは違った静かで趣深い雰囲気が漂う通りを進むと、やがてひっそりとたたずむお店が見えてきます。そのお店こそ“小宮商店”です。

 洋傘の専門店「小宮商店」は1930年に創業した80年以上の歴史がある、手作りの洋傘の老舗です。工場での大量生産が当たり前になりつつある現代の中で、失われつつある技を継承しながら、職人が一本一本仕上げていく伝統的な作り方にこだわり続けているのです。

 店内に足を踏み入れてみると、幾本もの傘が所狭しと並んでいて、どの傘にしようかと思わず目で追ってしまいます。色とりどりの傘たちは、一本一本が特徴的な色彩や素材で作られており、手作業で仕上げられているため二つとして同じものはないのだといいます。だからこそ、その日その場でしか出逢うことができない一本に巡り合うことができた喜びは感動をおぼえることでしょう。

 今回、大人の良彩百貨店では、そんな小宮商店の傘を取りそろえ、その魅力を皆様に少しでもお伝えしたいと思い素敵な商品たちをご用意いたしました。Webという特性上、皆様に実際に手に取って、その質感やなじみの良さなどを体感していただけないのは残念ではございますが、当店のバイヤーと店長が実際に手に取り、おすすめできると感じた逸品たちをぜひご覧ください。

小宮の傘

 小宮商店の傘は『愛着を持って、オシャレとして使う「つくりのよさ」にこだわった日本製の傘』をコンセプトに作られている。1930年の創業当時から、傘をファッションの一部として永く使っていただくために、職人たちが一本一本に思いを込めて作ってきた逸品です。

 伝統的な技法を使って作られた傘と聞いて「古めかしい」などと思った方は、ぜひとも商品を実際にご覧いただきたいと思います。小宮の傘は伝統的な技法を使いながらも、現代の技術や流行を巧みに取り入れた逸品といえる。

 例えば、今の傘では当たり前になった防水の精度をさらに高めるために陣笠と呼ばれる技法や、フォルムの美しさを追求した傘の張りなど、今の時代に合わせて進化してきた技が随所に光っていたりします。

 こうした伝統技法をもって作られる傘は、職人が丹精込めて作り上げていくため、一日に4〜5本程度しか作ることはできません。手間暇を惜しまずにひとつひとつを丁寧に仕上げていく。こうした努力があったからこそ、小宮の傘は2018年3月22日に「東京洋傘」として、東京都の伝統工芸品として指定されるまでになりました。東京ではぐくまれてきた素晴らしい傘の数々。

 ぜひ一度、みなさんも“東京で作られる洋傘”を手に入れてみてはいかがでしょうか。

伝統技法をもって作られる傘