伝統工芸×新幹線　江戸切子グラス923形ドクターイエロー

繊細巧緻なカットから迸るのは世界に冠たるモノづくりの心意気。日本の高度な技術力の象徴・新幹線が美術品級の江戸切子グラスに登場。ときわグリーンの「E５系はやぶさ」、そして幸せの黄色い新幹線「923形ドクターイエロー」が光あふれるグラスを鮮やかに疾走。
■江戸切子と新幹線の出会いから生まれた美術品級のグラス
■日本の伝統工芸 江戸切子を担う2人の伝統工芸士による技の競演
■経済産業大臣指定 伝統的工芸品の確かな証となる「伝統マーク」を貼付＊
■高級クリスタルガラス製 完全手づくり
＊伝統マークが貼られている江戸切子は、産地組合等が実施する検査に合格した経済産業大臣指定の伝統的工芸品です。


　“グラスの中に新幹線を走らせよ”―日本の伝統工芸「江戸切子」の新たな可能性を切り拓く作品で、華麗なる技の競演を果たしたのは、江戸切子の世界で名工の誉れ高き2人の伝統工芸士、石塚春樹と細小路圭。冴えわたる技を自在に操り、伝統の江戸切子をアートの域にまで高めた功績は、他の追随を許しません。このたび、国指定の伝統的工芸品・江戸切子の頂点に立つ2人の名工が、日本の高度な技術力の象徴・新幹線を称える美しいグラスを創作しました。人気絶大の新幹線が、クリスタルの夥しい煌めきをまとって疾走する美術品級の江戸切子グラス２種のご案内です。

光の中を駆け抜ける新幹線を江戸切子に表現

　爽快な「ときわグリーン」と幸運の「ゴールデンイエロー」―新幹線のカラーに彩られた高級クリスタルの色被せガラスに、無数の煌めきが躍る繊細巧緻な江戸切子のグラス。石塚氏が手がけた【E5系はやぶさ】は、高難度の伝統文様「菊繋ぎ」と「菱カット」の組み合わせとともに、新緑の中を疾走する新幹線と風の流れを表現しています。一方、細小路氏が手がけた【923形ドクターイエロー】は、幸せの黄色い新幹線をイメージ。どこまでも続く幸せを象徴する伝統の「七宝文様」が、「菊繋ぎ」「菱カット」とともに絶妙に配されました。寸分の狂いもないカットから溢れ出す煌めきは、宝石さながら。心躍る新幹線の旅へと想像をかきたてずにはおきません。







江戸切子を代表する2人の名工による完全手づくり

E5系はやぶさ
伝統工芸士
石塚 春樹
栃木県出身 伝統工芸士
2018年 日本の伝統工芸士認定
第23回 江戸切子新作展　
東京都産業労働局長賞
第21回 日本伝統工芸士会作品展　
久留米市長賞
第31回 江戸切子新作展　
経済産業省製造産業局長賞
その他多数受賞歴あり

923形ドクターイエロー
伝統工芸士
細小路 圭 作
岡山県出身 伝統工芸士
2019年 日本の伝統工芸士認定
第26回 江戸切子新作展
東京都知事賞
第22回 日本伝統工芸士会作品展
東武百貨店青年奨励賞
第30回 江戸切子新作展
経済産業省製造産業局長賞
その他多数受賞歴あり

江戸の美意識が光るガラス細工 江戸切子
伝統的な東京のガラス工芸。1834年、江戸大伝馬町のビードロ屋、加賀屋久兵衛がガラス表面に彫刻を施したのが始まりといわれています。明治期以降、西洋の技術を導入するなどして発展。今日もその繊細な職人技は脈々と受け継がれています。カットや研磨など幾つもの工程を巧みに操る、伝統の手技によって生み出される緻密な文 様、光を透過して煌めく美しい表情は、まさにガラスのアート。2002年には、国の伝統的工芸品に指定されました。