ブドウを破砕、スチールタンクで４〜８日間マセレーションした後、28度以下で最低15日間発酵。ブドウの一部は、3−4週間乾燥させたのち発酵させ、先に発酵させたワインとブレンドし2次発酵が行われる。この工程によりアルコール度が増し、またワインに深みと複雑な香りを与える。
深いルビー色、熟成とともに琥珀色へと変化します。若いうちはフレッシュ感があり、ブラックベリー、チェリーなど熟した果実の味わいが時間とともに複雑なアロマを帯び、柔らかいタンニンと酸味のバランスが良く、興味深いストラクチャーをもつワインです。
熟成ハードチーズ、豚肉のローストやビーフステーキなどとよく合います。

ボッテール社は、1928年にカルロ・ボッテールと妻のマリアによって、ヴェネツィア近郊の小さな町に設立。その歴史は地元ヴェネトのワインをバルクで売る中小企業としてスタートしました。
1960年代より息子の代に引き継ぎ、ボトル詰めしたワインの販売をスタート、イタリア市場でのプレゼンスを高め、そして海外市場へそのマーケットを拡大していきます。
80年代になると、地元の生産者との密接な協力関係を築きながら、アブルッツォ、カンパニア、プーリア、シチリアでのワイン造りもスタート。イタリア各地の土着品種から造られた幅広い商品ラインナップをそろえ、イタリア北部から南部に至るまで、全国各地で発展し広がるボッテールの多領域での多角的アプローチを確立させました。
今日、ボッテールは、イタリア最大のワイン生産者の１つであり、イタリア最大のワイン輸出者の１つとして世界的に知られています。地球環境に配慮したワイン造り、品質の一貫性、柔軟できめ細やかなサービス、イタリアワインの全てを網羅する豊富で多様なポートフォリオを誇ります。