平均樹齢40年のぶどう樹が生む複雑味
ローヌの個性溢れるテロワールを表現
ポール・ジャブレ・エネ シャトーヌフ・デュ・パプ　レ・セードル　ビオ　ルージュ
Paul Jaboulet Aine Chateauneuf Du Pape Les Cedres BIO Rouge

平均樹齢40年のぶどう樹が生む複雑味
深いルビー色、,プラム、ブルーベリー、イチヂク、アーモンド、シダー、シナモン、クローヴ などの香り。苺やラズベリーのようなフレッシュな果実味としっかりとしたタンニンが感じられ余韻が長い。熟成につれてタンニンは丸くなり、煎ったアーモンドやイチヂクのコンポートなどの煮詰めた果実やなめし革のような香りを持つ複雑な味わいへと変化していきます。鹿肉のステーキ、牛心臓のフィレ、きのこのクリーム煮と好相性。

ローヌ渓谷のテロワールを余すことなく表現した個性豊かな味わい
セードルはヒマラヤ杉のこと。ワインにこの香りがあることと、畑の周囲に多く自生していることからこの名前が付けられました。土壌はグルナッシュは小石の多い粘土石灰岩質、ムールヴェードルは砂質、サンソーは暑く乾燥した絵レイアから。シャトーヌフ・デュ・パプの魅力が描き出されたワインです。平均樹齢40年のブドウを使用。3週間の果皮浸漬を行い、温度管理をしながら発酵しています。熟成は12ヶ月フレンチオークの大樽で行う。
受賞・高評価獲得歴（獲得ヴィンテージ）
・ロバート・パーカー ワイン・アドヴォケイト 2018 90-92ポイント(2016)
・オーガニックワイン認証（2019）
名門の品格とローヌのテロワールを追求
ポール・ジャブレ・エネの歴史は1834年にアントワーヌ・ジャブレによって始まりました。ローヌ渓谷の恵まれたテロワールとワイン造りへの情熱はその次の世代である、ポールに受け継がれ、「ポール・ジャブレ・エネ」として7世代、約2世紀にわたりローヌのエルミタージュを本拠地として、伝統を守りながら未来を見つめ、卓越した品質のワインを造りを行いました。
1997年のジェラール・ジャブレ氏の死後、指揮官不在だったポール・ジャブレ・エネを2006年にカロリーヌ・フレイが購入。ワイナリーの統制と改革に力を注ぎ、ローヌワインの更なる可能性を追求し続けています。その功績はロバート・パーカーはじめ世界が絶賛し、現在も注目を集めています。
ビオディナミ転換ー偉大なワインはぶどうの樹から生まれる
ポール・ジャブレ・エネは「偉大なワインはぶどうの樹から生まれる」として、ぶどう栽培に非常に力を入れています。約100ｈaのぶどう畑は、伝統的なぶどう栽培方法が採用され、キャノピー・マネージメント（樹冠管理）、摘房、剪定、収穫すべてが手作業で行われています。ぶどう樹の枝を支柱に固定する整枝法などは、経験豊富で熟練した作業員が、昔ながらの方法で行っています。
オーナー・醸造責任者であるカロリーヌ・フレイは2006年の就任以来、ビオディナミ農法への転換を推進し、2016年までに約120haの自社畑すべてでエコセールの認証を取得しました。除草剤の使用を禁止し、有機肥料を採用、土壌の微生物の動きを活発にし、ぶどう樹が地中深くに根をはれるようにして、土壌にある天然の様々な栄養分を吸収させ、テロワールを反映したワイン造りを進めています。