樹の上で遅摘みにした葡萄を使った、琥珀色の甘口ワイン
メロン、アプリコット、エニシダ、蜂蜜等の香り
ディ・マーヨ・ノランテ アピアナーエ 500
Dｉ Majo Norante Apianae
■商品情報

ローマ帝政時代の農学者コルメッラ達によると、この古い品種は紀元前200年から栽培されていました。アペは「蜜蜂」という意味で、蜂が葡萄に吸い寄せられることからアピアナーエと名付けました。畑は標高200mで、砂と粘土土壌です。畑で樹に付けたまま乾燥させ、40％程水分が減ったところで選別します。貴腐の付いた葡萄は除きます。コールド・マセレーションさせ、軽くプレスします。温度管理の下、ゆっくりと発酵させます。ステンレスタンクで12ヶ月、さらに6ヶ月瓶で熟成させます。輝きがあり僅かに琥珀色のある柔らかな黄金色で、メロン、アプリコット、エニシダ、蜂蜜等の香り、とろっとした舌触りです。酸がしっかりとして、フレッシュさが感じられます。スペシャルボトルに詰めています。アレッシオのおすすめは、熟成したチーズやパテ、シガーと合わせることです。イタリアでは結婚式の贈り物などに選ばれています。
■生産者情報
「モリーゼ州で最も重要な生産者」･･ガンベロ・ロッソを始めとしたイタリアワインのガイドブックには、必ずと言って良い程モリーゼのトップ生産者として、その名前が挙げられています。特に「ガンベロ・ロッソ」では、毎年のように最高評価のトレ・ビッキエーリを獲得しており、モリーゼ州唯一、10回以上最高評価を獲得した生産者です（現在14回）。
「アンティークな品種で新しいワイン」･･アレッシオは、土着品種を愛していて、アンティークな葡萄品種から、新しい味わい、そして楽しむための食文化に合ったワインを造りたいと考えています。ワインのスタイルは、リッチなのに重苦しくないワイン、ボディがあってもハーモニーが楽しめるワインを目指しています。
「妻への配慮から、全ての畑をオーガニック栽培に」･･アレッシオの妻が自然食品しか食べないので、彼女への配慮からビオに目覚め、2000年からオーガニック栽培を採用しました。全ての畑がオーガニックとしてICEAの認証を受けていますが、表示はしていません。
「ラベルに描かれている蛸のような人間？！」･･ギリシャ神話に登場する「セイレーン」です。上半身が人間の女性、下半身が鳥の姿（後世では魚の姿）の海の怪物で、歌声で航海中の人を惑わせたと言われます。