ファルネーゼにしかできないブレンド
3つの州の土着品種を使用
ヴィニエティ・デル・サレント トレ・イコーネ
Vigneti del Salento Vigneti del Salento Tre Icone

それぞれの特徴が味わいに感じられます
南イタリアを代表する3つの産地、アブルッツォ、プーリア、シチリアの素晴らしい畑で栽培される、高樹齢の土着品種をブレンドしています。口に含むとプリミティーヴォの典型的な柔らかな質感があり、モンテプルチャーノの持つ心地よいタンニン、ネレッロ　マスカレーゼのエレガンスが感じられます。樽の風味も果実味と素晴らしく調和しています。ストラクチャーはしっかりしていますが柔らかいタンニンのおかげで食事にも合わせやすいワインとなっています。

各品種に合わせた醸造方法で個性を引き出す
モンテプルチャーノの畑は、アブルッツォ州北部のテーラモ、平均樹齢は30年。プリミティーヴォの畑はプーリアのサレント地区で、平均樹齢は40年。ネレッロ　マスカレーゼの畑はシチリアの南西部のサンブーカ　ディ　シチリアで、平均樹齢は25年です。ラベルの「663」は3つの畑を結んだ距離の合計を表しています。3つの品種はステンレスタンクで別々に醸造します。モンテプルチャーノとプリミティーヴォは全体の50％を225Lのバリックの新樽と1年使用樽で、残りはステンレスタンクで、ネレッロ　マスカレーゼはステンレスタンクで、約10ヶ月熟成させます。
古い樹齢の葡萄畑を持つ栽培農家と契約
イタリアワインガイド「ルカ・マローニ」で最優秀生産者に9度選出されたファルネーゼがプーリアで手掛ける生産者。畑は大部分が、プーリア南部のマンドゥーリアとサーヴァの町にあり、古くからこの地で葡萄栽培を行う農家が所有しているものです。葡萄を育てたことのない季節労働者ではなく、知識も経験も積んだ人々に任せるのが一番と考え、古い葡萄の樹を持っている栽培農家と長期に渡る契約を結んでいます。古い樹齢の葡萄は収量が減りますが、その分栄養が凝集するので、より濃厚な味わいのワインができます。
世界的に知られるコストパフォーマンスの高さ
ファルネーゼグループのワイナリーは、そのコストパフォーマンスの高さで世界的に知られております。ゾッラのラインは全て少し遅摘みにして乾燥させています。葡萄は、熟した後は果実への水分の供給を止めます。そのため長く樹に実を付けておくと、非常に乾燥した気候により、自然に水分が失われていきます。特別な設備を必要とせず、約2週間という短期間でアマローネのアパッシメントと同じ効果が得られるため、価格以上に豊かな風味を持つワインが出来上がります。