上級ワインの澱で再発酵。リパッソ製法による深みがあります。
リパッソによる力強く、スパイシーで複雑なアロマ
ルイジ・リゲッティ ヴァルポリチェッラ・リパッソ・クラッシコ・スペリオーレ・ヴィッラ・リゲッティ
Luigi Righetti Valpolicella Ripasso Classico Superiore Villa Righetti
■商品情報

マラーノ、フマーネ、ネグラール、サンタンブロージョ、サン・ピエトロ・イン・カリアーノの各村で産する葡萄を使用しています。9月に収穫した葡萄は、除梗しやわらかく破砕します。ステンレスタンクで温度管理しながら8〜10日間発酵させます。翌年の2月、出来上がったヴァルポリチェッラを、糖分とアルコールが残っているアマローネの搾りかすに入れ、再度発酵（リパッソ）させます。さらに別のタンクのアマローネの搾りかすの上で2度目のリパッソを行います（メトド・リゲッティ）。全体の50％をフレンチオークの大樽、残りの50％をフレンチオークのバリックに入れ、12ヶ月熟成させます。深みのある赤色。リパッソによる力強く、スパイシーで複雑なアロマがあります。しっかりとボリュームがあり、ほどよい酸と洗練されたタンニンが感じられます。非常に調和のとれた味わいです。「私が造る最高のヴァルポリチェッラ」とジャンマリアは話していました。
■生産者情報
「毎年安定した品質」･･カンティーナは、ヴァルポリチェッラ・クラッシコの中心に位置するマラーノ・ディ・ヴァルポリチェッラの小さな地区、ヴァルガタラにあります。借りている畑は、6つの村周辺の様々な場所や向きにあるため、それぞれの天候の違いが大きく、ある畑が悪くても他が良いという風に、天候不順のリスクを回避し、品質の安定を保つことが出来ます。95歳になった父ルイジは、足腰は弱っていますが頭はしっかりしており、ワイン造りの相談にのってくれます。記憶力が良く、「1965年の収穫は〇月〇日だった」といった具合に、過去の作柄を聞くとすぐ答えてくれます。「トップクラスのヴァルポリチェッラの生産者と同レベルの品質で、価格は2〜3割安い」･･1997年にヴィニタリィのヴァルポリチェッラ生産者組合のブースへ行き、20種類以上のいろいろな生産者のワインを試しましたが、良いと思ったワインのほとんどが、法外とも言える高い価格でした。ほぼあきらめかけた気持ちで、出展していないルイジ・リゲッティを訪問しました･･･。その結果は、これらのワインを私どもがご紹介することで、お分かりいただけるでしょう。品質にお墨付き･･2018年8月に来日した際、「日本に届くまで1ヶ月以上経っているのに、イタリアにいる時と味が変わっていないのは素晴らしい」とジャンマリアは話していて、現地と遜色ない状態で提供出来ているとお墨付きをもらいました。