爽やかで集約した白ワイン
1000円台の本格派アルバリーニョ
ラガル・ダ・コンデサ オ・フィリョ・ダ・コンデサ
Lagar da Condesa O Fillo da Condesa

キリっとした酸、しっかりとした果実味
ワイン名は「侯爵夫人の息子」という意味です。鮮やかな黄色、海を思わせる生き生きとしたミネラルがあり、口の中でしっかりとした骨格が感じられます。フローラルなノートとキリっとして心地よい酸があり、爽やかで、果実味のしっかりしたワインです。

魚介類と相性の良い白ワイン
スペイン北西部ガリシア地方のバル　ド　サルネスという海に面したエリアで造られています。ワインに丸みとクリーミーな骨格を与えるために、澱と共に寝かせています。貝類、グリルした魚、チキン、シーフードパエリアなどに合います。
受賞・高評価獲得歴（獲得ヴィンテージ）
・ペニンガイド2021 90pt
圧倒的なコストパフォーマンスを誇るヒルファミリーエステーツ
スペイン国内で高品質な小規模生産のワイナリーを10軒運営するヒルファミリーエステーツのグループ。1軒ずつは品質を追及しながら、10軒集まる事で価格面で大規模ワイナリーと勝負します。「ラガール」は、ガルシア地方の言葉でワイナリー、「コンデサ」は伯爵夫人の意味で、村の名前でもあります。葡萄畑は南西向きで、風通しが良く、標高は80〜100mです。収穫は、過完熟にならないように注意しています。醸造には樽やステンレスタンクの他に、卵型コンクリートタンクも使用します。これを使って発酵させるとワインはよりリッチでエレガント、複雑さ、深みを持つようになります。
ミゲル・ヒル一番のお気に入り
ヒルファミリーエステーツのグループでは銘柄よりも中身を重視、あまり知られていないエリアであっても土壌などポテンシャルの高い畑を購入してスタートします。このボデガは、スペインで高品質な白ワインを生み出すリアス・バイシャスにあり、アルバリーニョを栽培しています。土壌の60%が砂質で水はけが良すぎるほどで、雨が収穫時に降ってもあまり影響はありません。35%は石灰岩、5%が粘土です。水はけのよい畑は、1,800〜2,000mmと雨の多いこの地方でのアルバリーニョの栽培に最適です。ヒルファミリーエステーツのグループのオーナーであるミゲル・ヒルの一番のお気に入りのワイナリーです。